アルコールは健康的な生活の敵なのか?それとも百薬の長なのか?

生活に潤いをもたらす嗜好品として古くから愛され続けているアルコールですが、中毒性を持つその性質や深刻な健康被害の原因となることなどから、近年では愛好者の数が減りつつあるようです。

若年層のアルコール飲料の消費量は年々減少傾向にあり、ヘルシーライフ志向が強まっている印象を受けることが多く有ります。

古来から「酒は百薬の長」と呼ばれ、適度の飲酒は健康維持に効果的だと好意的に捉えられてきました。

何故近年アルコール離れに拍車が掛かっているのでしょうか。

アメリカ的健康志向

アメリカでは「肥満や喫煙、飲酒の習慣がある人間は自己管理が出来ていない人間である」という感覚が広まり日本にも波及して来ています。

地理的にはアジアに属する日本ですが、アジア的な習慣ではなくアメリカ的習慣を身に付けることが先進的だという印象が有るようです。

四季の変化を楽しみながら家族の絆を確認するために供に食卓を囲み、酒を酌み交わす叙情的な風景よりもストイックに体に有害なものを絶ちスポーツジムで効率的な有酸素運動を定期的に行う生活が文化的だと感じる風潮が強いようです。

健康被害が出るまでの飲酒とは?

アルコールの適量には個人差があり、一口に飲酒の習慣と言っても様々なスタイルがあります。

一般的な晩酌程度の飲酒では健康被害が出るような「過度の飲酒」には繋がらないものですが、「飲酒=アルコール中毒」という短絡的な発想をする人の割合が増えてきているのではないでしょうか。

確かに起きている間ずっと連続飲酒を続ける「アルコール中毒者」も存在するのですが、人間関係の潤滑油としての飲酒は有害ではないことは歴史を見ても判るように明らかです。

次に飲酒を行うことでのデメリットとメリットを紹介します。

飲酒のデメリット

酩酊、泥酔する危険がある

過度の飲酒で酩酊や泥酔してしまい、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。

二日酔いの可能性がある

過度の飲酒で翌日にも影響が残ってしまい、生産性や作業効率が低下する可能性が有ります。

思わぬ言動で人間関係を壊す危険性がある

過度の飲酒で、思わぬ言動を取ってしまうことがあります。

飲酒のメリット

ほろ酔い期に得られるリラックス感

適度な飲酒で得られるリラックス感は高く、席を共にする仲間達と思わぬ深い話ができることがあります。

睡眠効果が高くなる

過度の飲酒は眠りが浅く良質な睡眠の障害となりますが、適度な飲酒は入眠効果が有り良質な深い眠りを得ることができます。

食欲増進

食欲不振な状態でも、食前酒を口にする事で食欲が刺激され食欲増進効果が期待できます。

アルコールを摂取する事にはデメリットとメリットが潜んでいます。

デメリットのキーワードは「過度の飲酒」、メリットのキーワードは「適度な飲酒」ですから、アルコールを「百薬の長」とするためには自分の適量を知り、上手にお酒と付き合っていくことがポイントの様です。

適度な飲酒で健康的な潤いのある生活を楽しみましょう。

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